草なぎ剛さんの「スペシャリスト」を観て、思うこと


SMAPの草なぎ剛さん主演のドラマ「スペシャリスト」

SMAPの草なぎ剛さん主演のドラマ「スペシャリスト」ってご存知でしょうか?
テレビ朝日系列、土曜日夜9時放映の2時間ドラマ「土曜ワイド劇場」から始まりました。

草彅さん演じる主人公は、冤罪で10年間服役している中で、犯罪者の思考や行動パターンを熟知していきます。
そして釈放後は京都府警の刑事として、数々の難事件を解決していくというドラマです。

 

このドラマは、来年2016年1月からは、2時間ドラマの枠を出て、ドラマ化されるそうです。

このドラマを観て、テレビ朝日の戦略は、うまいなって思ったのです。

 

テレビドラマ低迷時代と言われる昨今ーーー

インターネットによって、人々の生活は大きく変わりました。
ブログ、Twitter、Facebook、YouTube、アプリなど、あらゆるメディアが登場しました。
それによって、人々が生活の中で触れる時間は、テレビや雑誌業界を超えていきます。

テレビ業界はインターネットを凌駕する価値を提供しなければ
資金源であるスポンサー企業から、広告費を得ることが難しくなっているわけです。

 

今もテレビというメディアの威力は大きいことは間違いない。
だったら、より人々に観てもらえる番組に支払いたいと思うのがスポンサー企業の欲する所ではないでしょうか?

つまり、同じスポンサー料を支払うなら、多くの人々に観てもらえる方に支払う。
これは、世の常でしょう?

だからこそ、視聴率がどのくらいなのかを気にするのは、時代の流れからいって仕方のないことだと思います。

 

安定した稼ぎ頭で、お試しかっ!

話を元に戻しますと・・・
「スペシャリスト」は、”土曜ワイド劇場”という2時間ドラマから始まっています。

お金を支払うスポンサー企業から見ると、あくまでも”土曜ワイド劇場”のスポンサーです。
これが重要なポイント1です。

”土曜ワイド劇場”は、Wikipediaによると、その歴史は1977年からだそう。もう40年近くやっているんですね〜。
そして、2時間という枠の中で、数々のシリーズものを作っています。
例えば・・・
・西村京太郎トラベルミステリー(主演:高橋英樹)
・執着駅シリーズ(主演:片岡鶴太郎)
・タクシードライバーの推理日誌(主演:渡瀬恒彦)・・・等々

何が言いたいのかというと、安定しているってことです。
だって1977年から続いているっていうのは、視聴率がそれなりにとれているからです。

で、この枠に入れてきたのが、「スペシャリスト」でした。

 

1回目は、安定した枠の中で、まず試してみよう。→視聴率がとれた!
2回目も試してみよう!→やっぱり取れた!
3回目は、連続ドラマ化のためを視野に入れてやってみよう!→これならスポンサーがつく!
4回目は、連続ドラマ化決定!

というわけです!

 

まずは、お試しから

この「スペシャリスト」の事例から、わかることは、まずは安定したサービスの中で、”お試し”してみることということ。

新しいことをやるのには、勇気がいります。
うまくいくのか、それともいかないのか・・・そんなのやってみなければ、わかりません。

だったら、安定したサービスの中に、お試しを忍ばせることで、実験してみることが重要ではないでしょうか?

いきなり、本サービスとしてやるよりも、ずっと可能性は高くなるはずです。